
大学院時代
大学院時代
このページでは大学院で取り組んだことをまとめてます。大学院では、学業、研究や研究室での後輩指導に力を入れました。
学業

大学院でも学業に力をいれました。メディアとセキュリティの講義を中心に選択しました。当たり前のことではありますが、毎週の課題提出、予習と復習の継続を意識して取り組みました。努力の結果GPA3.8を記録して、2位の成績で修了することができました。
研究
研究テーマ:周辺視野におけるβ運動の高速化知覚現象
概要
β運動を周辺視野で観視した場合に、中心視野で観視した場合と比べて、高速に運動を知覚するという興味深い発見をしました。本研究では、β運動の周辺視野のおける高速化知覚現象を定量的に示し、その観視条件を明らかにしました。また、β運動の周辺視野における高速化知覚現象において、β運動の点滅数の変化、円環状のβ運動の見え方を評価しました。この高速化知覚現象について得られた実験結果より、β運動の周辺視野における高速化知覚現象の要因として、周辺視野において知覚するサンプリング周波数が低くなっていると仮説を立て、それを基に、周辺視野における臨界フリッカー周波数について考察しました。また、様々なβ運動を周辺視野でどのように知覚するのかの評価も行いました。
細かい内容はコラムの「周辺視野におけるβ運動の高速化知覚現象」にてまとめてあります。
実績
2019年8月24日IEVC2019
2回目の海外での学会発表。1回目での反省点を踏まえて、研究内で同じテンプレートを使うことや用語の解説を事前に英語で作成するなどを行いました。
2019年10月30日ヒューマン情報処理研究会(HIP)
2020年9月3日第19回情報科学技術フォーラム(FIT2020)
2021年3月9日2021年電子情報通信学会総合大会
後輩指導
研究会の活動としては、後輩指導にも力をいれました。自分自身が大学4年生のときに修士の先輩に手厚くサポートしてもらったので、自分もそうしようと思ったからです。
行ったことは、まず後輩から困っていることや不安なことはないのかを雑談の中でヒアリングしました。その中で共通していることは、「専門分野の基礎知識がないから研究についていけるのか?」「卒業論文を間に合わせることができるのか?」の2点でした。その不安を解消するために過去の研究データから必要な内容をピックアップした研究入門資料と自分自身が学部4年でしたことのスケジュールと失敗したポイントをまとめた資料の2つを作成して配布しました。
また、卒業論文を執筆した経験を活かして、卒業論文の添削も積極的に行いました。
さらに、研究室の学部生と院生の交流を図るために、自己紹介ボードゲームを制作しました。遊んでもらうことでコミュニケーションを機会を創出できたと思います。